カテゴリー : live

2014/03/29 Japanese Progressive Rock Festival @川崎Club Citta’

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そんなわけで新旧合わせて6バンドの集まる「Japanese Progressive Rock Festival」を見に川崎へ。国内プログレだけでこんなフェスみたいなのは80年台以降は初めてかと思います。

Moon Dancer

去年吉祥寺で実に33年ぶりにライブを行ったムーンダンサーが最初に演奏。流石に今回は単独ではないので前回よりはキーボードの台数は少なめ(ですがやっぱりコの字型に6台くらい?)ドラムはやっぱりあの変な形のNORTHのドラム。
どうも沢村さんのギターが機材トラブルらしくほとんど聴こえないのが残念。その代わり下田さんのベースが良く聴けました、結構色々やってるのね。下田展久さんは(たぶん)あまり知られてないのですがムーンダンサーの後?CSV渋谷(マニュエラの元になった所)に居たらしくAfter DinnerのHACOさんの1stソロに参加されてたりします。
「薔薇心中」ハモンドオルガンでキメのフレーズ弾いてから一瞬溜めて「ば~らぁ~しんっじゅぅ~!!」ってのがツボにハマってもう。最後はやっぱり名曲「アラベスク」

ムーンダンサーは5/18に高円寺HIGHで対バンにタキオン(ベースしか変わらないけど)でライブ、4/4にはムーンダンサーとタキオンのアルバムが再発(最初はBRIDGEのみ、後で一般流通とか)その後ライブ音源などのリリースの予定が有るとか、SIREN!のライブとか出るかのかなぁ。

1. Yellow Dog
2. Fly Up!
3. ダディ・マイケルの犯罪
4. 鏡の中の少女
5. 哀しみのキャンドル
6. 薔薇心中
7. アラベスク

厚見玲衣 (keyboards, vocals)
沢村拓 (guitars, vocals)
下田展久 (bass, vocals)
土屋敏寛 (drums)

Stella Lee Jones

次はStella Lee Jones。ベーシストがQuiの瀬戸尚幸さんが脱退して、convex+concaveなど(未聴ですが)の佐野俊輔さんが加入。
Synapseの中でピアノ(佐藤さん)~ギター(平田さん)~バイオリン(入山さん)と数小節ソロずつ取るパート。ガチガチの譜面の多いこのバンドですが、ここでの躍動感は凄く気持ちよかったです。
新曲「15th Warriors」は複雑なミニマルの中にも珍しくプログレっぽい攻撃的な感じの曲。平田さんなりのプログレ曲って事かな?
いつも観てる時は何とも思わないのですが、この王道プログレバンドばかりのフェスの中ではやっぱり異色に聴こえます。他のバンド観に来た方にも強い印象を残せたのではないかなーと思います。個人的にもやはりベストでした。
ちなみに5/10に吉祥寺Silver Elephantでワンマンライブが有ります。今回の影響で動員が増えてることを祈ります。

1. Clouds
2. Salar de Uyuni
3. Parallel Railways
4. Synapse
5. 15th Warriors

平田聡 (guitars)
佐藤真也 (piano, keyboards)
佐々木絵実 (accordion)
入山ひとみ (violin)
佐野俊介 (bass)
谷本朋翼 (drums)
くどうげんた (percussions)

Yuka & Chronoship

後ろには堂々とロジャー・ディーンによるバンドロゴ。
このバンドに関しては70年台プログレよりはNeo-Progressive Rockとか呼ばれてる辺り(個人的にはThe TangentとかFrost*辺り)に似たような、洗練されたプログレかと思います。前回見た時にも思ったのですが、演奏も曲も文句のつけようが無いです。個人的な好みからは少し外れるのですが、ナマで見るとやっぱり良いなと思ってしまいます「Cutting Gravity」とか相当加工良いです。

1. Dance With Dinosaurs
2. Ruler Of The Earth
3. Cutting Gravity
4. Beyond The Fence
5. Water Reincarnation
6. Hector
7. KIRIBATI

船越由佳 (keyboarsd, vocals)
田口俊 (bass)
宮澤崇 (guitar)
田中一光(drums)

新月

ボーカルのゲストに元zabadakの上野洋子さん。「zabadak~Asturias~新月」という流れで新月を好きになったので「上野洋子さんが新月で歌う」ってのが凄く不思議な感じ。
「白唇」は上野さんメインでA.m.u.さんがコーラスを重ねる感じ、音域に無理が有るのかオクターブ上げたり下げたりして歌われてました…キー変えて演奏するわけにはいかなかったのかな。
「殺意への船出」part1ではアンジーさんがボーカル、part2では上野さんA.m.u.さんが交互に歌う感じで。part2では後半崩壊しかけで残念な感じに。このメドレーでは直江実樹さんという方がHolgar Czukayのように短波ラジオでの演奏。
続いて上野洋子さんボーカルで「鬼」上野さんのボーカルも珍しく芝居がかった感じ。個人的には日本プログレ史上ナンバーワンの曲で、最後のブレークからあのギターフレーズ入る所(ここベースも格好良い)ではやっぱりゾクっとします。最後は「せめて今宵は」で終了、上野洋子さんのボーカルはこの曲が一番ハマっていたように思います。
津田さんのギターの花本さんの鍵盤に関しては、何かこう別の世界からやってくるような音で…やっぱり唯一無二のモノでした。北山さんのボーカルがとか思わないでもないのですが、活動を続けていって頂ければと思います。

ちなみに会場売りで去年やった下北沢アレイホールでのライブの一部を収録したCD-Rを買ってきたのですが、1曲めの即興曲?が素晴らしすぎ。YouTubeに上がってるので是非。

1. 雨上がりの昼下がり
2. 白唇
3. 殺意への船出 part 1
4. 殺意への船出 part 2
5. 鬼
6. せめて今宵は

津田治彦 (guitars)
花本彰 (keyboards)
鈴木静生 (bass)
高橋直哉 (drums)
安谷屋真之 (guitars)
磯江俊道 (keyboards)
五十嵐久勝 (vocals on “雨上がりの昼下がり”,”殺意への船出 part 1″)
上野洋子 (vocals on “白唇”, “殺意への船出 part 2”, “鬼”, “せめて今宵は”)
A.m.u. (vocals on “白唇”, “殺意への船出 part 2”, “せめて今宵は”)
直江実樹 (短波ラジオ on “殺意への船出 part 1”, “殺意への船出 part 2”)

難波弘之 & SENSE OF WONDER

久しぶりに見たのですが、もう何というかプロフェッショナル過ぎてもうって感じです。そうる透さんのドラムは何だか海外メタルの人みたいです、普段何食べてるんだろ。
まぁ「日本のプログレ」と言った時にはこの方を外すわけには行かないわけで、新譜の曲多めでの圧巻のステージでした。厚見さん程ではないのですが、アナログシンセがギュイギュイ鳴っております。
ちなみに結局「ゲスト枠」ってのは何の意味があったのかは良く分からず。

1. パーマーエルドリッチの三つの聖痕
2. メッセージ
3. 来るべき世界
4. 虚無回廊
5. でも誰もいない~骸骨を乗せた宇宙ステーション
6. SLOW DOWN
7. Dune

難波弘之 (keyboards, vocals)
そうる透 (drums, vocals)
松本慎二 (bass, voals)

NOVELA2014

最後はノヴェラ(2014)…といってもオリジナルメンバーが五十嵐さんと永川さんだけ。平山照継さん抜きのノヴェラってどーなのよ?とか思ってたのですが、予想以上に(失礼な話ですが)バンドの音になってました。シェラザードなどではあまり演奏しない二期の楽曲を中心にということで。「Lunatic」「調べの森」「Rose Selavy」「永遠の輝き(スタジオ盤未収録)」「黎明」などなど。五十嵐さんは還暦過ぎ(この日の最年長らしい)とは思えない程のハイトーンボイス。
まぁ基本的にはハードロックなのですが、やっぱりコレはコレで盛り上がります。リアルタイムでは無いのですがノヴェラ良く聴いてた高校の頃を思い出しました。

1. Don’t Stop
2. Lunatic
3. 調べの森
4. Rose Selavy
5. 永遠の輝き
6. Nightmare
7. 時の崖
8. 黎明

五十嵐久勝 (vocals)
永川敏郎 (keyboards)
日下部正則 (guitars)
寺沢功一 (bass)
山口昌人 (drums)

というわけで開始4時で終了11時近かったので、結局7時間近かったでしょうか?流石にちょっと疲れましたが、これだけのバンドを一堂に見れて本当に楽しかったです。
超大御所バンドの中にStella Lee JonesとYuka & Chronoshipという割と新し目のバンドを入れて頂けたのが嬉しかったな。方向性はちょっと違いますしこの2バンドだけインストだったけど、国内プログレでもこんなバンドも居るのだよと、昔のバンド目当てに来た方にも見せることができたので。
出来れば第2回3回と続けて頂きたいなとと思います。

2014/03/21 Electric Asturias @吉祥寺Star Pine’s Cafe

エレアス(Electric Asturias)のCruise to the Edgeの渡航前ライブです。

前半では「組曲エレメンタル」の前半部分(一気に全部だと20分以上になるとか)を演奏。エレアスの楽曲の中でも攻撃的なイメージの「Salamander」がやっぱり格好良いです。
あと「Deadlock Triangle」や「時を支配する人々」でのバイオリンソロのパートの躍動感が素晴らしいです。毎回テイさんのソロパートではハッとさせられます。

後半最初はクルーズの通路とか(サブステージ?)で少し演奏するとの事で、アコアス(Acoustic Asturias)の曲を3曲ほど演奏「Luminous Flower」が良かったなぁ。あと「紅江」での平田さんのパットメセニーみたいなギターの音色がちょっとツボでした。アコアスでの演奏とはだいぶ雰囲気変わりますがコレはまた演ってほしいなぁ、元々エレクトリックな「神の摂理に挑む者たち」とかエレアスでも格好良いと思うのですが。

クルーズでの質疑応答の練習ということでメンバー各々の「無人島一枚」を発表。川越さんの「PSY-S / TWO HEART」というのが意外。大山さんは順当に「Mike Oldfield / Tubular Bells」、平田さんは「Antonio Carlos Jobim / Waves」、田辺さん「Chick Corea / 妖精」、テイさんはとりあえず参加作の「Fracatals」か「Legend of Gold Wind」
平田さんから来週の川崎クラブチッタでのJapanese Progressive Rock Festivalについての告知、上野洋子さんを初めて知ったって話がウケてました・・・まぁ平田さんらしいけど。

「Tangram Paradox」はクルーズにもThree Friendsで参加するゲイリーグリーンにも聴かせたいという、Gentle Giantオマージュの曲。最初に聴いた時は大山さんっぽい曲だなーとか思ったのですが、Gentle Giantを意識するともうソレにしか聴こえなくなってしまうという。
後半に取って置いた「組曲エレメンタル」の残り二曲「Gnome」は初演になります、何か他の曲のフレーズの変奏が有ったような。
アンコールはやっぱり「Distance」で終了。「Honeycomb Structure」が無かったのがちょっと残念。最近の曲の中では一番好きだったので…2ndアルバムに収録されるのを期待してます。

とまぁ、非常に濃い内容のライブでした。
アストゥーリアスは3rdアルバム辺りからリアルタイムで追いかけてますが、初期3枚とアコアスでは所謂プログレのメインストリームからはちょっと離れた感じの音だったように思うのですが、エレアスでは堂々たる大山曜さんのプログレッシブロックを演奏している感じがします。
さすがに行けませんがCruise To the Edgeでは超ベテランのプログレバンドに負けないライブになるよう祈っています。

ちなみにこの日販売のAsturiasの樹霊のりマスタ盤のボーナストラックはCryptogam Illusionに入ってた「danca das borboletas」のリメイク…とまでは行かないかな? 80年台のEgberto Gismontiみたいな感じの曲ですけど、イントロ追加されて全体的によりプログレっぽくなった感じです。

1. Double Helix
2. Castle in The Mist
3. Deadlock Triangle
4. Elemental: Undine
5. Elemental: Salamander
6. 時を支配する人々

7. 凍てついた記憶
8. Luminous Flower
9. 紅江
10. Tangram Paradox
11. 迷いの森
12. Argus Last Stand
13. Elemental: Sylphid
14. Elemental: Gnome

15. Distance

大山曜 (bass)
テイセナ (violin)
平田聡 (guitars)
川越好博 (keyboards)
田辺清貴 (drums)

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2014/03/14 Gilgongo @吉祥寺 the foxhole

ちゃんと感想書く暇が無いのでとりあえず記録として。
でも最近演奏してる「ish #6」が白眉。窮屈なパートとそうでないパートを行き来しつつラストは一気に疾走する感じで。このユニットだとナスノさんのベースもHugh Hopperみたく聴こえたり。

1. improvisation – 最低人
2. ish #1
3. soft
4. ish #5
5. マンボミールンバユー

6. River
7. ish #2
8. 重量投げ
9. ヒョーロク玉
10. ish #6
11. Polska of Despair

清水一登 (keyboards)
植村昌弘 (drums)
ナスノミツル (bass)

2014/02/24 SHINSEKAI plays MAGMA’s De Futura @六本木新世界

前回は行けませんでしたが、ツインベースでMAGMAのDe Futuraを演奏するというユニット。なんかユニット名が会場名そのままの「SHINSEKAI」になった模様、コレ鬼怒さんの提案で他メンバーからは「それは無いだろう」とか言われたらしいですが結局コレに決まったそうで・・・どうでもイイけど確か同人系のプログレバンドで「新世界」ってのが有ったような。

「Jumina」はKIKI BANDで演ってる早川さんの曲、2曲目は曲名聞き取れませんでしたが吉田さんの曲とか(RUINSの曲かな)「White Room」はもちろんジャック・ブルース大好きな佐藤研二さんによる歌唱で。ベース2人の音が結構混ざって時々聴きづらかったので、出来ればPAで左右に振ってくれいないかなーとか思いました。狭いから難しいのかな。
「新世界 #1」はなんと中山努さんによるこのユニットの為の書下ろしプログレ曲。中山努さんってpizzicato fiveで鍵盤弾いてたイメージしか無かったので、こんないかにもなプログレ曲を書いてくるなんてちょっと意外でした。#1となっているので当然#2も有るのですが、今回はリハが間に合わなかったとかで次回以降に。

後半はメインの出し物「De Futura」から。正直コレ目当てで来たのですが、期待以上のすごい迫力の演奏。早川岳晴+佐藤研二という重量系ベースが弾きまくる後半部分が聴いてる側としても血圧が上がります。ちなみに吉田達也さんは1993年にMEKANIK KOMMANDOHって名義で法政大でMekanik Destraktiw Kommadohとこの曲を演奏してます・・・20年以上前か。
血圧上がった後は息抜きにブルースのSpoonfulを演奏、早川さんのボーカルは初めて聴きましたが渋くて格好良い。本編最後は鬼怒さんの「Crawler-D」(いつもはCrawler-AだけどヘヴィにしたのでDだそうです)。

アンコールでは何故かサバスのIRON MANを。なんでも当初はUriah HeepのGypsyをやりたかったとか。何だろうこの微妙というか絶妙なチョイスは。MAGMAもう一曲やった方がウケそうだけど(演る方は大変でしょうが)

1. Jumina (早川岳晴)
2. (吉田達也)
3. White Room (Cream)
4. 玄武 (早川岳晴)
5. 新世界 #1 (中山努)

1. De Futura (MAGMA)
2. Spoonful (Cream)
3. Crawler-D (鬼怒無月)
4. Iron Man (Black Sabbath)

吉田達也 (drums, vocals)
鬼怒無月 (guitars, vocals)
佐藤研二 (bass, vocals)
早川岳晴 (bass, vocals)
中山努 (keyboards)

2014/02/19 プチだおん,Gilgongo @吉祥寺MANDA-LA2

諸事情でなかなかライブに行けませんがちょっとコレだけは外せないのでGilgongoを観に吉祥寺へ。
今回は多田葉子さんのプチだおんと対バン。

プチだおん

プチだおんは多田葉子さんと関島さん中尾さんの管楽器3人のユニット。やっぱりじんわりとコンポステラっぽい感じがします(実際篠田さんの曲もライブでやってるみたい)
久々に聴いたのですが中尾さんのソプラノサックスが非常に良い感じ。最後の2曲は植村さんがドラムで参加しての演奏(雪の日のリハーサルで帰りエライ目に遭った話の方が長かったような)
あと1曲だけ多田さんのボーカル曲もありました。ちょっと辿々しい感じがかわいしのぶさんなんかにも似てて面白かったです。
CD買っちゃいました。

多田葉子 (alto sax, bass clarinet)
中尾勘二 (soprano sax, trombone)
関島岳郎 (tuba, recorder)
植村昌弘 (drums)

http://www.k3.dion.ne.jp/~u-shi/daon/

Gilgongo

というわけで対バンとは対照的なバンド。この日は清水さんの変態曲「重量投げ」からスタート。
ナスノさんのSoftでは深いリバーブのかかったミニマルなピアノがHarold Buddみたい、曲に慣れてきたのか中間部では結構好き勝手弾いてる感じで。
前回からの植村さんの「ish #6」はフツーなパートとイカれたパートの差が激しくて面白いです、ヤケクソっぽい勢いのラストも楽しいです。録音してくれないかなぁ・・・
最後Polska of Despair(Bobo Stenson)ではプチだおんの3人を迎えての合奏。

GilgongoはMANDA-LA2でのライブは今回初です。MANDA-LA2は今まで50回以上行ってると思うのですが、同じバンドを別のハコで聴いて今更ながら「音イイなぁ」なんて思いました。

ここまで書いてコレ読んでもどんな音楽なのかサッパリ説明できてないことに気付いたのですが…うーん、植村さんの素因数分解みたいなリズム+清水さんの妙なコード感+ナスノさんのドライブ感の有るベース・・・そんなのが組み合わさった不思議なバンドだと思うのですが。

1. 重量投げ
2. ish #2
3. Soft
4. ヒョーロク玉
5. ish #6
6. Polska of Despair

清水一登 (piano, keyboards)
植村昌弘 (drums)
ナスノミツル (bass)

2013/01/16 Gilgongo @吉祥寺Foxhole

新年初のライブ観戦と言うことで、去年も全部観戦した(と言っても5回ですが)を見に吉祥寺へ。
「マンボユー・ルンバミー」からスタート、演奏後半辺りでシンセの何かのスイッチを触ってしまったらしく何を弾いても「ボワーン」という音色に。どうにもこうにも直らないらしく、その後はピアノで演奏。
前半はあと「Soft」「ish #2」と長めの曲を演奏。ラストはPolska of DepairというBobo Stensonの曲みたいです。

後半は清水さんの「ヒョーロク玉」から。13拍子メインのこの曲ですが、このバンドでの演奏では何だかすうかり失速系変拍子といった感じの演奏に。「River」はナスノさんの曲ですが以前演奏した時の地味な印象からだいぶイメージが変わっていて、清水さんの少し歪んだエレピがDave MacRaeみたいで格好良かったです。「ish #6」はこのユニットの為の植村曲の6番ですが、マトモな部分とそうでない部分のギャップが凄い・・・

新年早々に非常に濃い内容のライブを観た気がします。早いとこ録音物とか作ってくれると良いのですが・・・

ちなみにこの日のMCでは、やたらと素数の話が。素数で音階作ってみる話とか素数でのリズムの話とか。やっぱりそういうこと考えるんだなぁ・・・とか。
次回は2/18に吉祥寺MANDA-LA2で多田葉子さんの「プチだおん」と対バンだそうです。MANDA-LA2では2/24に清水さんのソロライブも。

1. Mambo You, Rhumba Me
2. Soft
3. ish #2
4. Polska of Despair (Bobo Stenson)

5. ヒョーロク玉
6. ish #4
7. River
8. ish #6
9. 重量投げ

清水一登 (piano, keyboards)
植村昌弘 (drums)
ナスノミツル (bass)

2013/12/21 変拍子で踊ろう vol.12 @秋葉原CLUB GOODMAN

吉田達也さんの「変拍子で踊ろう」企画のvol.12(なんかMCで12回目か13回目か…とか仰ってましたが)
前回(vol.11)は2006年なので、結構久々みたいです。ネットで過去の「変拍子で踊ろう」を検索してみたのですが、多分第1回(1993/3/6 渋谷LA-MAMA)にHAPPY FAMILYが出演してるみたいですね(他はTipographicaとRUINS)

[ Sajjanu ]
ずいぶん前に下北ERAで1度だけ見てます、Tzadikから1stが出た直後くらいだっけな。
右のギターの大竹さん(元マヒルノ)とドラムの矢澤さんはLAGITAGIDAでも演奏してます。左のギターの人は元MASSIMOというバンドの方で、何故かYouTubeで上原ひろみの曲をギターで演奏したりしてます。
40分以上ノンストップで1曲…昔見た時よりも更に脈略の無い演奏。会場で買った2ndのCDを聴いてみたのですが多分このCDの内容を再現している模様。
何というか演奏の一つ一つのパートに関係性を持たせない感じというか…まぁ何というか「強烈な個性が有って演奏も超絶で曲も作りこまれてるのに、意味は分からない」という、何か突き抜けたモノです。LAGITAGIDAとメンバー2人被ってるのに全然方向性は違います。サイトウエレトリコ辺りにも通じるモノが有るかも。あと音だけなら変態メタルのWatchtowerにも似てる。
ちなみに会場で買ったアルバムは曲名はおろかバンド名もアルバム名も何も書かれていないという潔さでした。

森川雄介 (guitars)
大竹康範 (guitars)
矢澤孝益 (drums)

[ HAPPY FAMILY ]

前回は見てませんが、復活後3回目のライブ。既に昔の曲はほとんど有りません。
永瀬さんのガツンとしたドラムも気持ち良いのですが、森本さんの鍵盤が的確にプログレスキーの急所を抉ります。Cuneiformから出るという3rdアルバムが楽しみです。
ちなみに転換に掛かってたUnivers Zeroみたいな音楽はMCによると「1月発売のUnivers Zeroの新譜」だそうです。
セットリストは森本様のtwitterより拝借。

1. Rock & Young
2. アニマルスピリッツ
3. ロドリーゴ
4. 観光ポータルサイト
5. 天空の違法建築
6. ティビダボ遊園地
7. いわいづつ

森本賢一 (keyboards)
泉谷隆洋 (guitars)
市川秀水 (bass)
永瀬敬一 (drums)

[ 是巨人 ]

是巨人も久々に見ます、セットリストはちょっと良く覚えてないのでアレですが「Isotope」「Arabesque」「Nervecell」「Breathless」などなど(何曲か聴いたこと無いのも有った)
何の曲だったか忘れたけどナスノさんが自分のユニットでやるような感じでベースに変なエフェクト掛けてたのが面白かったな。吉田達也さんのドラムも久々に聴いたけどやはり気持ちが良いです。アンコールは「Betwixt」で締め。
なんとゆーか貫禄の内容でした。

吉田達也 (drums)
鬼怒無月 (guitars)
ナスノミツル (bass)

2013/11/23 Stella Lee Jones @吉祥寺Silver Elephant

今年の頭に入山さん加入してから4回目のライブになるかと思います。だいぶ聴く側としても入山さんのバイオリンの音が馴染んできた気がします。
「Swimming in Shallow Sleep」は前回から演奏してる「夢の境界線」に繋がる入山さんの曲、やっぱり平田さんの曲とは雰囲気が違っていて面白いです。新曲(タイトル未定みたい)は前半の印象的なピアノのフレーズとバイオリンに寄り添うようなギターが気持ち良い(このバンドにしては)ストレートにプログレっぽい感じの曲。
グッズとしてディスクユニオンの協力でTシャツを販売。メンバー一人ずつ色指定したそうで全7色!そんなに作って大丈夫なのかディスクユニオン。そういえば後半MCの途中でバイオリンのペグが飛ぶというハプニングが。照明の熱でチューニング狂うとかは良く聞くのですがペグが飛ぶのを見たのは初めてです。
いつもこのバンドでは平田さんのギターの音は控えめなのですが、今日は少しいつもよりもギターの音が良く聴こえてきました。どの曲も印象的なテーマを持ってドラマチックに展開したりもするのですが、Steve Reich(のElectric Counterpoint辺り)みたいなミニマルな所が見え隠れしてて面白いです。この日は特に「かげろう」の演奏が凄く良かったように思います。
次回ライブは3月辺りとの事。

1. Parallel Railways
2. Jigsaw Cats
3. Swimming in Shallow Sleep
4. 夢の境界線
5. Jean-pierre
6. Synapse

7. めまい
8. Winter Song
9. Salar de Uyuni
10. (新曲)
11. かげろう
12. Stella Lee Jones

13. Clouds

平田聡 (guitars)
佐藤真也 (keyboards)
佐々木絵実 (accordion)
入山ひとみ (violin)
瀬戸尚幸 (bass)
谷本朋翼 (drums)
くどうげんた (percussions)

http://www.stellaleejones.com/

2013/12/01 Electric Asturias @吉祥寺Star Pine’s Cafe

来年4月にCruise to the Edge 2014とゆー「カリブ海プログレクルージング」という凄いイベント(コンセプトも凄いけどメンツも凄い)に日本から唯一参加するエレアスのライブに行ってきました。大山さんのMCもこの話がメインでした。

Deadlock Triangleから始まりThe Lancer, Double Helix, Tangram Paradox , Honeycomb Structureと…まぁ何というか密度の高い曲ばかり。
先日のキングレコードの紙ジャケ再発を記念して1stから「Tightrope」を演奏、2006年の津田治彦さん入りのライブの時以来かな?恐らくこのメンバーでは初演、これはちょっと意外でした。

後半は前回披露したElemental組曲のpart1? Undineからスタート。少しバイオリンがクラシックっぽい響きのゆったりした曲。このElemental組曲は四大精霊(水火風土)の4曲構成にするとかで、今回は新曲としてSalamander(火)とSylphid(風)を演奏。Salamanderは火のイメージからちょっと攻撃的な感じの演奏、Sylphidの方は前半がチェンバーロックのような響きで新鮮でした後半はいつもの感じだったかな。Gnome(土)は次回3月で披露予定とのこと。
比較的シンプルなMoondawnでは各人のソロがたっぷり聴けます。何度か見てますがこの曲でのテイセナさんのソロの躍動感が素晴らし。
「聲無き涙~Cyber Transmission」では転換する辺りが凄い好みで、大山さんの曲では「籠の鳥の孤独」って曲も間奏に行くとき似たような展開するのですが、ガラッと景色が変わるような感じが面白いです。
アンコールではDistanceではなくやはり1stから「流氷」を演奏。エンディングのギターでしんみり、やっぱ良い曲だよな。

次回は3月に同会場にて、アメリカ遠征前との事でAcoustic Asturiasの曲もちょっと演るかもとか…何だろ「邂逅」あたりかな?「神の摂理に挑む者たち」だと嬉しいんだけど、アコアスの曲という感じだとちょっと違うしな。
そんわけで、今回も新曲2曲の充実したライブでした。そろそろ2ndアルバムの作って欲しいな。

1. Deadlock Triangle
2. The Lancer
3. Double Helix
4. Tangram Paradox
5. Honeycomb Structure
6. Tightrope
7. 時を支配する人々

8. Elemental – Undine
9. Elemental – Salamander
10. Elemental – Sylphid
11. Moondawn
12. 聲無き涙~Cyber Transmission
13. Rogus

14. 流氷

大山曜 (bass)
平田聡 (guitars)
テイセナ (violin)
川越好博 (keyboards)
田辺清貴 (drums)

2013/11/10 MUMU,Gilgongo @荻窪ルースター・ノースサイド

MUMU

最初はMUMUの演奏。相変わらずイカれた譜割りの曲を淡々と演奏していきます。リズムはともかくとして鍵盤とトロンボーンだけ聴くとわりとポップな音楽なようにも思えるのですが。
植村さんのドラム日記を見てみたら、もうMUMU結成して14年でオリジナル曲が166曲になるとか。この間にアルバム1枚だけという・・・毎月新曲が有る(最近はsub含めて月2曲)ハズなので、毎年アルバム作れる程の活動はしているのですが。うーむそんなに需要が無いのかなぁ。

1. 2013 #10
2. 2013 #11
3. 2013 #11(sub)
4. 2013 #9
5. 2013 #8

植村昌弘 (drums)
中根信博 (trombone)
本間太郎 (keyboard)

Gilgongo

そして意外と順調に(?)ライブをコンスタントにこなすGilgongo。「最低人」「ish #5」なんかはバンドとしてこなれた演奏になってきたような感じがします。ナスノさんの「リバー」はなんというかGolden Palominosをインダストリアルにしたような感じ?の不思議な感じ。最後の「重量投げ」はかなり遊びが入ってきて…なんつーか崩壊しかけの演奏が可笑しかったです。

1. 最低人
2. ish #4
3. リバー
4. ish #5
5. 重量投げ

清水一登 (keyboards)
植村昌弘 (drums)
ナスノミツル (bass)

MULGONGO

で、今回の本編(?)であるMUMU+Gilgongoの合体バンド。「ワールドサング」は前回のMUMU+Gilgongoでも演奏した清水さんのメカニカルな曲。
前回の3人で演奏したナスノさんの「ソフト」は5人での演奏だとより楽曲指向でちょっとプログレ度上がった感じ?「曲名の由来はソフト・マシーンではない」と仰ってましたが、ちょっと後期ソフト・マシーン(Alive and Well辺り)の感触に近いような気がしました。
清水さんの「マンボミー・ルンバユー」では元ネタの「収容所」のテーマっぽい部分が中根さんのトロンボーンで演奏されて、不穏な雰囲気のチェンバーロックを無理矢理ダンスミュージックにした得体のしれない感じが。なんだかある意味凄い曲になってしまっているのですが、この曲で一体どこへ向かうのだろうか?
アンコールでは本間さんと清水さんのピアノデュオ…というか前半清水さんは歌いっぱしでしたが。

1. ワールドサング
2. 2013 #3
3. ソフト
4. マンボミー・ルンバユー
5. improvisation (清水一登x本間太郎)

植村昌弘 (drums)
清水一登 (keyboards)
ナスノミツル (bass)
中根信博 (trombone)
本間太郎 (keyboard)

ちなみに次回のGilgongoは来年1/17に吉祥寺foxholeにて。あと清水一登さんのソロライブ(前回見逃した)が12/9(月)に吉祥寺MANDA-LA2にて。